• 「群れなせ! シートン学園」特別企画

    動物のフンから作ったコーヒー飲み比べ!!!


  • こんにちは、サイコミ編集チームのIと申します。
    『群れなせ!シートン学園』を読むのに忙しいので、後ろ姿で失礼しますね。

    ペラ…ペラ…
  • 『シートン学園』は主人公たちが料理部なので、ウマそうな料理がたくさん登場します。中でも特に目を引くのがコレ!
  • なんと、ウ■コを食べてるんです!! コアラの習性だそうなんですが、これほど夢中で食べている様子を見ると味が気になりますよね。とはいえ、さすがに一人で試す勇気はありません。どうしましょう……。

    あべしん「なんでそのページを凝視してるんですか…?」
    編集I「お、サイコミ掲載作品のアップロードからアプリ自体の開発運用までを一手にディレクションするサイコミ運用チームのキーパーソン・あべしんさんじゃないですか」
  • 編集I「ちょうどよかった、あべしんさんにご馳走したいものがあるんですよ!」
    あべしん「結構です」

    とっとと自席に戻ろうとする彼をガシっと捕まえて、シートンのとあるシーンを見せつけます。

    編集I「まぁまぁ。まずは入門編ということで、このあたりのブツからどうです…?」
  • あべしん「パンダのフンを肥料にしたお茶ですか、この位なら飲めそう…って、100g60万円!!?
    編集I「本物のフンを食べるのは無理でも、これならと思ったんですが……さすがに買えませんかね」
    あべしん「高すぎます

    編集I「うーん、困った……あ、そうだ! コピ・ルアクならどうでしょう?」
    あべしん「なんですかそれ?」

    編集I「ジャコウネコにコーヒーの実を食べさせて、フンから出てくる未消化の種を使って淹れるコーヒーです」
    あべしん「あぁ、聞いたことありますね…。でも、確かそれもかなり高額だったはずですよ」

    スマホで“コピ・ルアク 価格”と検索すると、すぐに値段が出てきました。

    編集I「コーヒー豆100gで3,950円! ちょっと飲み会ガマンすれば買える値段じゃないですか!!」
    あべしん「何でそこまでウ■コにこだわるんです…? ホントにウマいんですか?」


    編集I「ユカリが美味しいって言ってるんだから、そうに決まってます! 他にもいろんな動物のフンコーヒーがあるみたいですし、飲み比べしてみましょう!!」
    あべしん「いや、だからなんで僕まで……」

    デスクで盛り上がっていると、いつの間にか編集長が後ろに立っていました。
  • 編集長「お前らは仕事中に何の話をしてるんだよ
    編集I「編集長! 仕事の話に決まってるじゃないですか」
    あべしん「そうでしたっけ…?」

    少し気まずそうなあべしんさんを尻目に、力強く言い切ります。

    編集I「サイコミ編集部の一員として、看板作品の『シートン学園』に登場するキャラの気持ちは理屈じゃなくて感覚レベルで理解する必要があると思って」
    あべしん「マジで何を言ってるんですか」
    編集長「なるほど、仕事熱心だね
    あべしん「通じた!?」

    かくして我々ユカリになりたいボーイズ(全員三十路越え)はフンコーヒーを自らの舌で味わうため、ネット通販の海に飛び込みました――。


    ~1週間後~
  • あべしん「買っちゃったよ」
    編集I「いやー奮発しました! フンだけに!」
    編集長「既にいい香りが漂ってきてる。言われなきゃフンから採ったって分からないね」

    今回購入したコーヒーは下記の3種類。

    ・ジャコウネコのフンコーヒー(コピ・ルアク)
    ・ハナグマのフンコーヒー(カフェ・ウチュニャリ)
    ・ゾウのフンコーヒー(ブラックアイボリー)


    それぞれ実際に飲み比べてみましょう!!


    【おことわり】
    本記事でフンコーヒーをレビューしている3人は全員コーヒーの素人で、普段はオフィスの自販機コーヒーで満足しているような人間です。以下の内容はあくまで、素人の素人による個人的感想としてお読みください。

  • 条件を公平にするため、全て「淹れる直前にミルで挽き、電気ケトルで同じ温度に保温したお湯を使ってハンドドリップで抽出」します。まずは有名なジャコウネコのフンコーヒー『コピ・ルアク』から。
  • 完成!!!
  • 編集I「じゃあまず編集長からどうぞ」
    編集長「あ、ちょっと待って。画像検索するから」

    そう言っておもむろにスマホを取りだし、ジャコウネコの写真を検索する編集長。どうして写真を…?

    編集長「お、可愛い! テンション上がる~。やっぱりどういう子のウ■コなのか、ちゃんと分かったうえで飲みたいよね」
    編集I「……」
    あべしん「……」
  • 編集長の思わぬ闇をかいま見たところで、テイスティングに入ります。

  • ■ジャコウネコのフンコーヒー レビュー
  • 濃い黒色のコピ・ルアク。
    心配していたフンの臭いは一切せず、ローストされたコーヒーの香りが漂います。
    100gで3,950円の高級品ですが、果たしてその味はいかに…!?

    編集長「あれ、味がしな……うおおっ!?」
    編集I「結構濃く淹れたのに薄……ええっ!?」
    あべしん「あ、大分スッキリ……あれ!?」


    三人揃ってほとんど同じ反応を返してしまいました。
    このコーヒー、口に入れた瞬間はあまり味がしないのに、後から強烈な苦みが立ち上がってくるんです。
    その苦味も焦げ臭さやエグみは無く、スッキリとした雑味のないビター感。
    これはネタじゃなくてマジで美味しい個性派コーヒーといえるでしょう。
  • ジャコウネコのフンコーヒー(コピ・ルアク) 感想まとめ

    ・最初は味が薄い
    ・口に入れた後、少し間を置いてからやってくる強いビター感
    ・酸味はほとんどない
    ・雑味もなく、スッキリした味

    結論:普通のコーヒーとは全く違う味!! ウマい!!!

  • ■ハナグマのフンコーヒー レビュー
  • 私が2杯目となるハナグマのフンコーヒー『カフェ・ウチュニャリ』を準備している間も、編集長はスマホから手を離しません。

    編集長「お!この子ジャコウネコより可愛いじゃん!! いいね!!」
    あべしん「あー、かわいいっすねー(棒)」

    ちなみにこちらの値段は125gで5,000円。グラム単価はジャコウネコのフンコーヒーとほぼ同額です。
    先ほど飲んだジャコウネコのフンコーヒーと比べて若干色が薄く、香りも弱いですが、飲む前の印象はそう大きく違いません。
    ハナグマのフンコーヒー、一体どんな味がするのでしょう?

    編集長「………」
    編集I「……美味しいですね」
    あべしん「うん、ウマい……けど」

    全員「コレだったら普通のコーヒーでよくない?

    またしても全員一致のリアクション。
    確かにこのコーヒーは美味しい! 主張しすぎない香りと、口に含んだ瞬間から広がる心地よい酸味と苦みが非常に魅力的な逸品ではあるのですが……ジャコウネコのフンコーヒーのような、強烈な個性はないんです。

    編集長「まぁ、可愛い子のウ■コが飲めたしいいか」
  • ハナグマのフンコーヒー 感想まとめ

    ・強くはないがいい香り
    ・口に含んだ瞬間から、穏やかな苦みと酸味が感じられる
    ・若干の甘みもある
    ・良く言えばバランスのとれた、悪くいえば個性に乏しいコーヒー

    結論:ウマいけどひたすら普通!!!

  • ■ゾウのフンコーヒー レビュー
  • フンコーヒー飲み比べもいよいよ大トリ(ゾウだけど)。
    水で口内を洗い流して、味覚を一旦リセットします。

    編集I「さて、最後はゾウのフンコーヒー『ブラックアイボリー』です」
    あべしん「確かコレってめっちゃ高いんですよね」
    編集長「いくらしたん?」

    編集I「ええとですね、35gで12,000円です」
    編集長&あべしん「――は?」

    編集I「コーヒーカップ1杯分で6,000円くらいです。あと、タイからの発送になるので送料も1,500円かかります」
    編集長「食品の値段じゃないだろ」
    あべしん「どういう価格設定」

    先ほど飲んだコピ・ルアク(100g/3,950円)ハナグマのフンコーヒー(125g/5,000円)もかなりの高級品ではありますが、ゾウのフンコーヒーは頭ひとつ抜けています。高まる皆の期待を感じながら、掃除したコーヒーミルで豆を挽いていくと……。

    編集長「うおっ、香りがスゴい!」
    あべしん「チョコレートみたいな匂いがしますね!」
  • チョコレートを思わせる濃厚な甘い香りが部屋中に立ち込めます。
    挽き終えた豆をいったん皿に盛り、しばらく香りを味わったらいよいよドリップ開始。
    蒸らした豆がもわぁぁ…とふくらむドリッパーにお湯を注ぐと、抽出されたコーヒーは…!?

    編集I「赤い!!?
    編集長「赤ワインみたいだ! 匂いもどんどん強くなってる!!」
    あべしん「普通のコーヒーと全然違うんですね…!!」
  • 編集長「もうこれが優勝だろ」
    あべしん「飲む前からこんなインパクトがあるとは」
    編集I「さぁ早く、冷める前に飲みましょう!!!」

    香りや色で飲む前から期待値をガン上げしてくるゾウのフンコーヒー。
    はやる気持ちを抑えつつグラスを口元に運んで、ズズッ………
  • 編集長「何コレ」
    編集I「甘…い…? いや、ええっと…?」
    あべしん「変わった味ですね…」

    この記事をジャンル分けするなら食レポってことになるんだと思いますが、
    済みません。本気でどう表現したらいいのか分からない味でした。
    一つ言えるのは「コーヒー」という言葉からイメージされる味とは全く違うってことです。

    無理やり言語化するなら、普通のコーヒーが持つ苦味と酸味を極端に抑えて甘味だけを残し、そこにややエグみを感じるほどのチョコレート香を加えた感じでしょうか。

    自分で書いてて全く理解不能な文面で申し訳ないのですが、よく分かんない味だということを分かってもらえたら嬉しいです。美味しいとも不味いとも言えません。
  • ゾウのフンコーヒー 感想まとめ

    ・鮮烈なチョコレート香
    ・赤ワインやルビーを思わせる濃い紅色
    ・苦みや酸味は控えめ、甘味が強い
    ・そもそもコーヒーっぽくない

    結論: 超個性派コーヒーだし一度は飲む価値あるけど、普段から飲みたくはないや。

  • ~飲み比べを終えて~

    編集I「やっぱり高いコーヒーはウマい、って結論になるかと思ったら違いましたね」
    あべしん「僕はジャコウネコのフンコーヒーが一番好きです」
    編集長「俺もかな。衝撃のデカさならゾウのフンコーヒーだけど…」

    飲み比べを終え、3人で後片付けをしていると、編集長がおもむろに口を開きました。

    編集長「そうだ! コピ・ルアクが一番美味しかったから、ジャコウネコをシートンに出そう。そしてその子のウ■コをユカリに……」
    編集I「脳ミソに大腸菌でも回ったんですか?」
    あべしん「そうですよ、そんな意味不明なテコ入れをしなくたって、シートン学園は最高に面白いじゃないですか」
  • 編集長「そうか…そうだな。すでに何度もウ■コ食べてるシーンがあるし、わざわざ追加する必要はないよな」
    編集I「編集長…!」
    あべしん「わかってくれたんですね!」

    ――こうして、我々のフンコーヒー探訪は幕を下ろしました。
    ユカリの気持ちは結局よく分からなかったけれど、両手でウ■コマークをキメる彼女の曇りなき笑顔を見れば、そんなことどうでもいいのかなって気になります。

    願わくば、ユカリがこれからも美味しくウ■コを食べられる世の中であらんことを――。

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  • 【おまけ】
    後片付けの最中、何気なく残ったコーヒーに口を付けたらとんでもなくマズくなっていました。淹れたてのときはメチャうまだったフンコーヒーが、どれもこれもただ苦いだけの液体に…。この記事を読んでフンコーヒーに興味の湧いた方は、絶対に淹れたてを熱いうちに飲みきってくださいね!

  • 『群れなせ!シートン学園』
    マンガはこちらから!