『明日、私は誰かのカノジョ』大ヒット御礼企画
「レンタル彼女とデートしてみた。」


  • 2019年7月『明日、私は誰かのカノジョ』1巻電子書籍配信!

  • 配信、即大ヒット! 本当にありがとうございます!
    Twitter,FacebookなどのSNSでは女子からの共感が多数寄せられ、男性陣からも「考えさせられる」という感想が届き続けています!


    しかし、意外とみなさんご存知ないのが『レンタル彼女』のシステム。
    インターネットで調べても、利用者の体験談はそんなに多くはありません。


    そこで今回、サイコミコラム編集部は急遽『レンタル彼女』と契約!
    デートを設定しちゃいました!


    はたしてどこまで恋人っぽいことができるのか?
    はじめての男性でも楽しめるのか?
    どんなレンタル彼女(キャスト)の方が来てくださるのか?
    わたくし、ドキドキとワクワクが止まりません!!!!!

  • 伊藤
    「ドキドキとワクワクが止まりませんじゃないよ!!!!!」


    誰かと思えば今回レンタル彼女さんとデートしていただく、『かーくん店長』こと伊藤和輝さんじゃないですか?


    ちなみに年齢は今月で37歳。ゲーム部門でマネージャーを経験し、かねてより夢だったマンガの仕事に携わるべくサイコミを立ち上げ、多くのメンバーを集めて今はサブマネージャーとして辣腕を振るいつつ、今ではサイコミのブランディングを決定づける『店長』という役職も兼任する予定の、すごい人だって聞いてますけれども!!!



    伊藤
    「俺の説明はいいから! どうして俺が彼氏役なの? もっと他にいるでしょう?」


    んー…………暇だったから?



    伊藤
    「暇じゃない! こう見えて深夜の見守りとかいろいろしなきゃいけないの!」


    でも、この間居眠りして叱られてたじゃないですか。



    伊藤
    「それを言わないでよ!」


    まあまあ伊藤さん、デートマストゴーオンですよ!
    始まっちゃったら誰にも止められないんです。
    そ、れ、に♪
    取材という名目のもと、就業時間内にデートできるなんて最高じゃないですか!



    伊藤
    「最高じゃないんだよ……ホワイトデー記事の時にも書いたけど、俺、彼女出来ちゃったわけ。正直、罪悪感がものすごいんだけど……」


    その罪悪感も、彼女に会えば吹き飛んじゃうかもしれませんね!



    伊藤
    「大体、レンタル彼女ってなんなの? 話にはよく聞くけど、怪しいサービスなんじゃない?」


    正直、我々も利用したことが無くて不安なんですよ。
    なので、今回は伊藤さんを生贄……もとい利用者になってもらって、実録レポートをさせていただこうかと。



    伊藤
    「今、生贄って言ったよね!?」


    あ、『彼女』とはいえ、ハグとかキスとかは禁止らしいんで、やっちゃだめですよ。



    伊藤
    「やんないよ……」


    絶対に、ダメですからね!



    伊藤
    「フリだとしてもやらないから!」


    まあ、どんな結果になるのか、こちらとしては楽しみです。
    うふふ♪



    伊藤
    「うふふ♪ じゃないよ、もう本当……」


    でも、伊藤さんも楽しみにしてたんでしょう?
    普段のTシャツにGパンじゃなくて、襟付きのシャツを着てるじゃないですか!



    伊藤
    「えっ……まあ、デートだからね」


    こうしてみると、会社を背負って立つ若社長みたいですよ!

  • 伊藤
    「そ、そうかな? 特にスニーカーにはこだわりがあるんだけど」


    きっと、(レンタル)彼女さんも気に入ってくれますよ。
    それじゃ、わたくしたちは陰から見守ってますね。
    頑張ってください♪



    伊藤
    「……まあ、やれるだけやってみるよ」


    ――さて、ここからは伊藤さんの装着した小型カメラから&離れたところから取材班の撮影した画像を交えつつ、デートの様子をお伝えいたします!


    ちなみに、デートコースも伊藤さんが設定したものとなっておりますので、どんな場所に行くのか……お楽しみに!







    ――17:00




  • 会社を出た伊藤さんが最初に向かったのはお花屋さん。



  • 前日から予約してあった『花』を受け取りまして……


    ――17:50


    やってきたのは池袋!

  • 某巨大ホームセンター前で待ち合わせ。伊藤さん、ちょっと緊張気味です!

  • あの子かな?

  • それともあっちの子かな?


    キョロキョロする伊藤さん。
    ちょっと早めに来てしまったためか、わたくしたち取材班もソワソワしてしまいます。
    人通りが多いけど待ち合わせをする人は少なく……。
    ずっと人待ち顔の伊藤さんは明らかに街から浮いているのです……。


    と、待ち合わせの午後6時!
    一人の女性が、歩いてきましたよ!


    ――18:00


  • 清楚なコーディネートの女性が今、一歩ずつ伊藤さんに近づき……!
    ついに……!

  • ご対面!!!




    女性
    「よろしくお願いします。咲です」


    伊藤
    「どうもはじめましてー」


    咲さん
    「今日は暑いですね……」


    伊藤
    「本当に暑いですね……」



    当たり障りのない天気の話から始まり……
    このままダラダラと会話を続けるのかと思いきや!

  • 伊藤
    「よかったら……出会いの印に……」


    笑顔と共に伊藤さんが差し出したのは……あの花束です!



    咲さん
    「えええ! いいんですか!?」


    咲さん、最高の笑顔で応えます!


    伊藤
    「と、これって、どうしましょう。持ち歩いてるのはちょっと変ですよね。たぶん。俺、持っておきましょうか?」


    あ。伊藤さん、しまっちゃうんだ?


    咲さん
    「あ、はい。……手を繋ぎたいので、そうしていただけると……」


    うおお! 頬を赤らめる咲さん、めっちゃかわいいです!
    それにしても伊藤さんはちょっと、詰めが甘かったかも?


    何はともあれ、伊藤さん、花束を一旦しまって……。



    伊藤
    「行きましょうか?」

  • すっと左手を差し出して……。

  • 手を繋いで、歩き始めました!!!
    なんて、自然な流れなのでしょう!



    伊藤
    「なんか、恥ずかしいですね。あっついなー」


    咲さん
    「ちょっと雨降ってたけど晴れましたね」


    伊藤
    「俺、晴れ男なんで」


    咲さん
    「すごいです!」


    またもや天気のお話しで打ち解けつつ。
    二人が最初に向かったのは……ゲームセンター!?

  • 一体何をしようというのでしょうか?



    伊藤
    「ちょっとプリクラとりたくて……どこにあるのかな」


    咲さん
    「たぶん、こっちじゃないかなー。私、クレーンゲームがすごい好きで。池袋とアキバは結構行くんですよ」


    咲さん、さりげないエスコート!
    慣れない場所でも自然と伊藤さんを誘導してくれています!


    そんなこんなでやってきたのは、男子禁制! 女子とカップルの楽園!
    プリクラコーナー!


    ――18:10

  • 伊藤
    「どれがいいのかな? 俺、全然わかんないや」


    咲さん
    「あ、私、友達とたまにとりますよ。この機種がいいかも……」


    ここでもまた、さりげないフォロー!

  • そしてふたりは、カーテンの奥に消えていきます!

  • カーテン内では最初、緊張していた伊藤さんでしたが。
    咲さんが花束を取り出し、二人でより添って記念撮影!

  • 最終的には、一緒にポーズをとってとっても仲良しです♪

  • その後はもちろん、仲良く落書きタイムも一緒に過ごします。



    伊藤
    「俺、こういうのはじめてなんだよね……今の技術はすごいな」


    咲さん
    「本当ですよねー。わっ。伊藤さん落書き上手ですね」


    !!!!!
    常に伊藤さんを立ててくれる咲さん!
    これは、男性陣としてはかなりうれしいのではないでしょうか?

  • さて、すっかり仲良くなった二人が向かったのは、池袋にある複合型施設です。
    オフィスはもちろん、テーマパークやイベントスペース、おもちゃ屋さんからファッションフロアもあるこの場所。


    伊藤さんがデートスポットに選んだのは……。


    ――18:30


  • なんと!
    ポ●●●センター!!!???


    え、デートでそんなところ、行く?
    っていうか、女子って引いちゃわない?



    咲さん
    「私、ポ●●●大好きなんです!」


    伊藤
    「あ、本当に? よかったー!」


    えええええ!!!!!?????
    ……と、思ってしまった方も多いかもしれませんが。
    なんと、咲さんはアイドルやアニメが好きなキャストさん!


    ゲーム、アニメ、マンガにその人生の大半を捧げてきた伊藤さんにとっては、夢のような『彼女』なのです!



    伊藤
    「やっぱり初代がいいよねー。このモフモフのぬいぐるみがいいんだよー。どの子が好き?」


    咲さん
    「やっぱりイ●●●かなあ?」


    伊藤
    「ぬいぐるみはないなあ。売り切れちゃってるみたいだなー」


    咲さん
    「残念……でもここ、初めてきたからすごく楽しいです。子供の頃テレビでみてから来てみたかったんですよー。でも、すごく増えましたよね」


    伊藤
    「昔は150くらいだったけど……今は600くらいいるからね」


    ポ●●●センターを楽しんでいる様子の咲さん。
    もう、はた目から見ると完璧にカップルです!


    ――19:00


    気づけばもう、外は暗くなり始め、おなかも空いてきました。
    二人はデートスポットを離れて……

  • 手を繋いで、人けのない高層ビル方面へと歩き始めます。

  • そして、長いエレベーターに乗って、たどり着いたのは……。


    眺望抜群のレストラン『GINGER’S BEACH』さん!

  • ハワイのリゾートホテルをイメージした内装と料理が楽しめる、カップルはもちろん、女子会や接待にも使われるお店です。



    咲さん
    「おしゃれ! なにこれすごいですね」


    伊藤
    「予約した伊藤です。あ、咲さん、奥に座ってください」


    ちゃんとソファ側の席を勧める伊藤さん。紳士ですねー。

  • 咲さん
    「伊藤さんは、いくつくらいで東京に出てきたんですか?」


    伊藤
    「18歳の時だから、もう東京にいる時間のほうが地元より長くなっちゃった。最初は下北沢の居酒屋で働いてたんだ」


    咲さん
    「私も下北沢好きですよ。大きな謎解き施設があって、よく行くんです」


    伊藤
    「あ、俺も謎解きやるよ」


    咲さん
    「え。それじゃ、一緒のやってるかも……!」

  • それから二人はお酒を飲み、おつまみを一緒に食べて。
    楽しい時を過ごしました。


    しかし、咲さんはレンタル彼女。


    楽しい時間には、シンデレラの魔法のように、終わりの時があるのです。

  • 空は段々と暗くなり。

  • 夜が訪れて。

  • お店を離れる時間となりました。


    ――19:50

  • 伊藤
    「今日は本当に楽しかったです。こんなにゲームとか、お酒の話が出来ると思わなかったな」


    咲さん
    「私もです。楽しかったです!」


    少しさびしそうな伊藤さん。

  • 二人は、最後までちゃんと手を繋いで

  • 笑顔で階段を降りて。

  • 『出会いの地』に帰ります。


    でもそこは。

  • 別れの地でもあるのです。

  • ――20:00


    レンタル彼女との2時間、という契約が終わり……。
    去りゆく咲さんの背中を、伊藤さんはしばらくの間、見つめていました。



    伊藤
    「はあ……」


    伊藤さん、大丈夫ですか?



    伊藤
    「うわ! いきなり話しかけないでよ」


    どうでした、今回のデート。


    伊藤
    「……正直、楽しかったわ。こんな写真撮ってもらっちゃったし」

  • 伊藤さんが見せてくれたのは、あのお店で二人で撮影した2ショット。
    朝のショットと見比べていただくと、伊藤さんの表情が和らいでいるのがわかります。



    伊藤
    「これも……家にはもって帰れないから、持ってて」

  • そう言って渡してくれたのは咲さんと撮影したプリクラ。
    伊藤さん、映えますねー。



    伊藤
    「正直、最初は乗り気じゃなかったけど、一緒に居てたくさんの元気をもらっちゃった。すっごい楽しかったよ。ありがとう」


    伊藤さんは、この日一番の笑顔です。
    あんなにトゲトゲしかったのがウソのよう。
    これが、『レンタル彼女』の、咲さんの力なのでしょう……。



    伊藤
    「よーし、明日からも仕事、頑張るぞ!」

  • そして、伊藤さんも池袋の街へと消えていきました。








    ――後日。


    わたくしたちサイコミコラム編集部は、伊藤さんを会議室に呼びました。



    伊藤
    「どうしたの? 俺、忙しいんだけど」


    あ、どうも伊藤さん!
    実は、先日デートした咲さんから手紙をもらったんですよ。



    伊藤
    「えっ!? 手紙!?」


  • ◆◆◆咲さんの手紙◆◆◆

     かーくんへ
    かーくん、今日はわたしとデートしてくれてありがとう!
    ゲームセンターでプリクラを撮ったり、
    ポ●●●センターでグッズを見たり、
    いろんな所をまわれて、楽しくて時間が過ぎるのが
    あっという間に感じたよ。
    いっぱいお話しできたのも嬉しかったな。
    かーくんのお話はどれも楽しくて、新鮮で、
    勉強にもなったよー!
    今年はかーくんを見習って、わたしもアクティブな夏にしたいなって思ったよ
    お花のプレゼントも本当にありがとうね、大切に飾るね。
    これからますます暑くなるから、体調に気を付けてね!
    さきより



    伊藤
    「やっぱり俺、完璧だったんだな。結構イケてるんじゃないかと思ってたんだよね。すごい喜んでくれるし、ゲームの話とか普通に盛り上がったし。今は彼女いるから本気にはならなかったけど、もしも彼女いなかったら、あと何回かデートして、うまくいけば、本当の彼氏彼女になれるんじゃないかなって……」


    手紙を手に取り、ニヤニヤする伊藤さん。
    その時、会議室の扉が開きました!




    「何を言ってるんですか伊藤さん!」


    あ、『明日、私は誰かのカノジョ』の担当編集にして副編集長の梅さん!


    伊藤
    「え、どうしたの梅さん? 急に会議室に入ってきて! 嫉妬? 男の嫉妬は見苦しいよ?」



    「僕も伊藤さんのデート記録、見せてもらいました。確かに咲さんも楽しんでくれていますが、伊藤さんが完璧だとは思えませんよ」


    伊藤
    「えっ!?」



    「まず、お花を渡すタイミング。最初に渡して、変に気を使わせちゃってますよね。それからプリクラエリアに行く前にクレーンゲームが好きと言ってるんだから、軽くゲームコーナーを見ても良かったでしょう!」


    伊藤
    「それは確かに……」



    「ポ●●●センターでも、彼女が欲しそうな品があったらスマートに買ってきてプレゼントしても良かったと思いますし……食事の場でも、あまり時間がないのだからお店に連絡をして食事の用意を早めておくのもアリだったかと!」


    伊藤
    「あ、なるほど……普通に勉強になるわ。今度、彼女のデートで使わせてもらいます」


    さすがは百戦錬磨の梅さん。
    ダメ出しというよりアドバイスになっています。




    「まあ、とにかく。伊藤さんが完ぺきだったわけではなく、咲さんのおかげで楽しく過ごせたんだと気づいてください。あと、コレを読んで女心を勉強してくださいよ」


    伊藤
    「これは……配信されたばかりの『明日、私は誰かのカノジョ』の第1巻!」

  • 現在、大ヒット中の『明日カノ』は『レンタル彼女』をモチーフに男女の様々な感情が描かれています。
    まだ読んでいない人は、ぜひともサイコミの連載をチェックです!



    伊藤
    「これ、男の俺が読んでも沁みるんだよなあ」



    「『レンタル彼女』を経験した伊藤さんなら、その沁み具合も何倍にもなっていますよ! それじゃ、僕は次の会議がありますんで!」


    梅さんは、伊藤さんの今後へのアドバイスと書籍の宣伝をして去っていきました。
    さて、伊藤さん。
    改めて今回の企画、いかがでした?



    伊藤
    「いかがでしたって……正直、最高だったよ。咲さんの手、本当にやわらかかったなあ……あれでもう、ドキっとしたもん……」

  • まるでサウナを出た後の『整った人』のように幸福な顔をする伊藤さん。



    伊藤
    「渡した花も喜んでもらえたし、初めてプリクラとってなんか、気持ちがふわふわして……ほんと、楽しかったな……」


    ……それは、なによりです。


    いつまでもニヤニヤしている伊藤さんを会議室に残して、
    わたくしたちサイコミコラム取材班は次のコラムへと向かいます。
    それでは次回の更新『かーくん、店長になろう 最終章』をお楽しみに!






    END