サイコミ

サイコミコラム


我こそが編集長!!下剋上PK戦

『Forward!』特別企画

我こそが編集長!!下剋上PK戦







!! !!!



突然ですみません。
メディアミックスを死ぬほどしたいと思っている編集のオックンです。


改めて、皆さんはヒット作を生み出す方法を知ってますか?


僕は知ってます。




それは並みいる先輩たちを直接対決でシバキ倒し、力を吸収することです。



ともすると一見野蛮な行為に見えるかもしれませんが、
現役編集長が言っていた方法なので間違いありません。




そして、今回はいよいよやってきました。

ついに編集部のトップである編集長の力を取り込む時が。


ということで――






【サイコミ図書室】


カタカタカタカタ



えーっと、次の夏イベントは……カー君が半裸で……カナヅチ…





「ブるァラァ!!!」




:うおッ!? オックン!?

:――カサイ編集長!! 今日であなたの天下は終わりです!!!

:は? え?

:セイシュン先輩……あず先輩……あやつらを倒して、ワイはその力を吸収してきました!!

:もはやコミュニケーションで討ち取るのは編集長だけです!



:力? 吸収…? ユー、いきなり過ぎてまったく話が見えないんだけど……

:御託は結構! バットで圧倒! Badな衝動! いざ勝負ゥ! 

:なんかよくわからんライム刻んできたな……

:いいですか! アンサーは単純!

:あなたを倒して力を得て、ワイがサイコミの絶対エースになるんじゃ!!




:そうすれば作品はよりヒット!

:そしてメディアミックス化を担当して、まだ1つ目で止まっているワイのライフプランを大幅に前進させて世界中の美女をワイの虜にするんじゃ!

◆オックンのライフプラン

☆マンガがヒットする

☆メディアミックス化する

☆周りからチヤホヤされる

☆テレワークで人のいない編集部を自室に改造する

☆人を大勢呼んでパーリナイッ

☆なんやかんやでオックンハリウッドデビュー

☆大富豪になる





:とんでもないライフプラン打ち出してきたな……それに前のからなんか変わってない?

:細かいことはいいんじゃい!! この自粛期間が明けたら早速勝負じゃ!!

:だいぶ宣戦布告が早くない?

だまらっしゃい! 場所は新宿!! 動きやすい服装でくること!!! わかりましたね!! では!!

ピシャッ



:――えぇ……










【そして時は流れ】



ということでやって来ました。聖戦の地。
ここで今日、サイコミの歴史が変わる



:そして早速今日の生贄の登場じゃ




:えっと言われた通り、動きやすい服できたけど……

:ふふふ負けるとわかっていて、よくノコノコとやって来ましたね。

:いや今日の朝イチに突然呼び出されたから来たけど……。僕だって忙しいのよ?

その忙しさも今日までよ!!!

なぜならこの勝負を制すれば、編集部はワイの元に生まれ変わるからじゃ!!




:生まれ変わるって……かってに一回殺さないでくれよ! それに勝負ってなんなのよ?

:フフフ、勝負……それは――






第1回サイコミ特別企画! ブッキの変態回し蹴りシュート対決~~!!




:は?


≪説明ッーー!!!!!≫
ブッキの変態回し蹴りシュートとは、サイコミで連載中の『Foward!!』内に出てくる世界一のプレーヤーであるブッキラーボが得意とするシュート。
このシュートをPKで再現し、先に決めたほうが勝ち。時代の編集長を担うというシンプルなルール!


変態回し蹴りシュート(『Foward!』第1話2ページ目より)



:なるほど……

:これをやるの?

:ええ


:マジで?

:ええ

:いや、絶対身体痛めるって! あれは簡単にはできないからこそブッキの武器なわけで――

:ごちゃごちゃ言わずやりますよ!!

:まずはカサイさんに先行をあげますよ。なぁに強者の余裕ってやつですわ。

:あっ、PKと言っても再現するためにはボールが空中にある必要があるので、センタリングの代わりにボールを投げ入れてもらう変則PKになりますんでよろしくお願いします。

:手順が複雑だな……

:それじゃあ、試合開始!!




:えっと…再現ってことは、ボールはこの辺で蹴ればいいのかな……って――あッ!!!






アハハハハハハ!!! 空振りとは無様ですね!!

:いや、回し蹴りでシュートするなんてやったことないから、頭も身体も追いつかない……。

:これやっぱり難しいって――

:おやおや、 早速ギブアップですか?

:いや…まぁじゃあオックンもやってみたらいいんじゃない?

:攻撃チャンスを自ら放棄なんて――ならばこっからはずっとワイのターン!! もう二度とカサイさんにシュートのチャンスは訪れませんよ!

:これは編集長の座は貰ったも同然!







行くぞ!!!

うおおお!くらえワイの必殺シュート!!!



ダメじゃん

:なんだこれ……頭が混乱するし変な筋肉の動かし方をするから脇腹が攣りそう……

:ほらね? 労災とか怖いからこの辺で辞めといた方がいいって。

:いや! 勝負はまだ始まったばかり!! 編集長の座をあきらめてたまるか!!!



うおおおおお!!


うおおおおおおおおおお!!!




うおおおおおおおおおお!!!!





シュートを数十回繰り返していくと、ちょっとずつ上達が見られ始めるオックン。
しかし枠をとらえても球威が足りずゴールできない。




:ハァ…ハァ…

:いやー、意外と形にはなってくるもんだね……

:でしょう!? ――でも……ちょっともう…体力の限界っていうか…足が上がらないっていうか……

――攻守交代!

:え?

:カサイさんにも編集長防衛のチャンスをあげますよ!

:ずっとオックンのターンじゃなかったの?

:いやもうマジで足が攣りそうでピンチなんすわ

:……じゃあ攻守交替で。まぁ何となくキーパーから見ててやり方はわかってきたよ。

:え?







――そして!




数十回の施行を重ねたとき、ついに!!



奇跡が!!!









あっ!!!






GOOOOAL!!!!!!

はしゃぐ編集長
:さっきまでの攻撃でもう足が限界やったんや……捕球時にもつれて、球を取りこぼすなんて……

:いや~二人合わせて2時間弱……決着がついてよかったよ

:……





負けた…




前にカサイ編集長に言われた通り、先輩二人をコミュニケーションの上で打倒し、確かな力を手に入れたはずなのに…いったいなぜ……



なぜなんじゃあ!!!!





:打倒って……ようやく話が見えてきたよ

:どこで曲解したのかわからんけど、前に言った「先輩編集とコミュニケーションをとる」ってやつは、もっとシンプルに試合展開とかキャラ作りとか相談に乗ってもらったら新たな気付きを得れるかもよ? ってアドバイスだったんだけど……

!!!?

:そんな…そんな単純なこと…最初から言ってくれれば……

:言ってるじゃん

:ワイは……取り返しのつかないことを…してしまった…





「大丈夫だよオックン!」





:セーシュン先輩!?

:僕はこの通りピンピンしてるし、しっかりと君なりのコミュニケーションを感じ取ったよ。

:そうだよ!

:あず先輩も!?

:後輩からの体当たりコミュニケーション。今の時代では珍しい”熱さ”を感じたね。




:二人とも……ありがとうございます……。あず先輩はしれっとキノココラムに出てて前回の崖登り時の流れをぶち壊してましたけど、そう言ってもらえて嬉しいです……。



:すっきりとつきものが落ちた気分です。これからは生まれ変わったつもりで頑張ってみんなに頼られる編集を目指して頑張ります!!

:よし! じゃあそんなオックンの生まれ変わりを祝して胴上げだ!!

:え!?

:かーくんのときといい君らって胴上げ好きね……まぁそれでみんなの結束が高まるならいいけどさ

:い、いいんですか? こんなワイのために……これが仲間との一体感!!!!!

:野球好きなワイとしては、胴上げってめっちゃあこがれてたんですよ!! お願いします!!


:あっ でもこのご時世に胴上げってちょっと密集しすぎですかね

:え?

:それもそっか……うーん……

:じゃあいい方法がありますよ!



:まずオックンに寝てもらって……




:寝る……?



:いきますよー! それじゃあソーシャルディスタンス胴上げ】せーの!




わーっしょい!




わーっしょい!!



わーっしょい!!








わーっしょいわーっしょい!!!















:フゥー! いやーよかった。これで思い残すことはないね

:じゃあ飲みとかは難しいですし、今日は帰りますか。

:そうだね明日も仕事だし。

:じゃあオックン、代表して編集部に戻ってプロマネと労務に今日の対応しておいてね! 早速頼りにしてるぞ!!




























さて皆さん、仲間との一体感と言えばスポーツですね。

サイコミではスポーツマンガがたくさん配信中! 中でも今回コラムで使用された『Foward!』では第8巻が巻読み機能で発売中です!!



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皆さん、ぜひこの記事を読んだ後に体験してみてくださいね!




僕はこの後、さっきの三人を追ってトドメを刺してこようと思います。
それでは。

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