サイコミ

サイコミコラム


サイコミ連載作家 特別インタビュー!!

サイコミ漫画賞2023 開催中特別企画

サイコミ連載作家 特別インタビュー!!





皆様はじめまして!
「サイコミ」編集部の青木と申します。



突然ですが皆様、
今年もサイコミ漫画賞が開催されていることはご存じでしょうか!

漫画賞2023特設サイトURL:

https://award.cycomi.com/fw/cycomibrowser/newfaceaward2023



今回のサイコミ漫画賞もオールジャンル大歓迎かつ、なんと大賞賞金300万円+連載確約
その他にも多数の賞をご用意しており、

『サイコミ』連載への

最大の近道となっているんです!!




それに加えて今年は
サイコミで連載中の
人気作家5名が特別審査員として参戦!!
前回までよりも特別審査員賞&講評GETのチャンスが増えております!!




皆様ふるってご応募ください!!!!!!



…とは、言うものの。


サイコミが実際にどんな風に連載を進めているのかがわからないと、応募をするにも不安が残ってしまいますよね。

例えば、こんな疑問を抱えてはいませんか?


「漫画賞に応募したとして、作家さんはどんな流れで連載を開始するの?」


週刊連載のスケジュールって、どのくらい大変なの?」


アシスタントさんってどうやって見つけているの?」


疑問や不安を抱えたまま、漫画賞に応募するのは怖いですよね。


しかし!!
わたくし青木は、皆様にどうしても漫画賞に応募していただきたい!!




そこで!今回はそんな疑問や不安を解消するべく、
サイコミで実際に週刊連載されている作家さんと担当編集にインタビューしてきました!!



応募を検討されている方々には必見のアドバイスや情報も満載!
サイコミ読者の皆様も漫画制作の舞台裏をのぞいてみませんか?


早速いってみましょう!




記念すべき一人目は…


『ヒナ 値付けされた子役たち』
鈴音ことら先生です!

作品URL:https://cycomi.com/title/111

鈴音先生は現在、200話以上連載している『ヒナ』はもちろん、過去には『来世のお越しを!』も連載されていた、サイコミと6年近くの付き合いになる作家さんです。
そんな鈴音先生もサイコミに来たきっかけはなんと漫画賞!鈴音先生のアドバイスは応募を考えている方々の指針になるはずです。
それではお伺いしてみましょう!


青木
鈴音先生、本日はよろしくお願いいたします。早速一つ目の質問です!

Q『ヒナ』連載開始までは担当編集とどのように企画を進めましたか?


『ヒナ』はサイコミ再創刊の時に連載準備していたので、編集部全体が忙しそうだった印象ですね。そんな中でもやっぱり1、2、3話は重点的に、編集さんと時間をかけて作りました。
サイコミって、連載開始前に読み切りを経由しないことがほとんどで、ちょっと特殊ですよね。

『ヒナ』も『来世のお越しを!』が終わると決まってから、読み切りを挟むことなくすぐに連載が決まったのでありがたかったですね。『来世!』連載中に水面下で『ヒナ』の打ち合わせを進めていました。


青木
連載中から次回作を進めるくらい、次回作決定までが早かったんですね!

『来世のお越しを!』が終わる時に、サイコミとの縁が切れてしまう心配はなかったんですか?



担当編集
サイコミでは、連載終了する作家さんにも、なるべく次回作をお願いしたいと考えています。

好きな作家さんの次回作が読めるということは、なにより読者の皆様の楽しみになると思いますので!


青木
なるほど!最終回の悲しみを次回作への期待で上書きできるのは、読み手としてもありがたいですね!
それでは次の質問ですが、現在の話をお聞きしたいと思います。

Q普段の連載の進め方を教えてください。


週一回、編集さんとCygamesのオフィスでネームと次回話の打ち合わせ、そのままオフィスのネーム室と呼ばれるところで次回のプロットを書いていきます。そのあとプロット確認のための打ち合わせをします。文字だけのプロットを編集さんとよく確認しながら進めることで、ネームの構想もより正確なものになりますね。
そのあと家に帰ってからはひたすら作画です。次週の打ち合わせに向けてネーム作成、単行本作業、などやることはいろいろありますが、手が空いたらすぐ作画しています。そんな中で、漫画のネタにするため、インプットの時間も作っています。なるべくエンタメに触れたり、興味持ったことを勉強したり。



青木
漫画業界といえば、「作家さんがネームを書いてから編集が判断」とイメージしてしまいがちですが、『ヒナ』の現場では話作りの打ち合わせに重きを置いているんですね!
また、インプットの時間をとれることにも驚いています。週刊連載は締め切りに追われて漫画以外のことができないイメージでした……。
鈴音先生の連載に対する考え方も気になります!

Q鈴音先生が考える、週刊連載のコツを教えてください。

役割分担ですね。自分以外の人でもできるものは自分以外の人に任せて、自分にしかできないものに集中できる環境作りとして、各所にブレインとなる人を設けています。背景や仕上げの現場ではアシスタントさん、話作りの現場では私と編集さん、のような形で。編集さんとは打ち合わせのテンポも速いし、お互い意見を出しながら密にやり取りできるので、とっても助かっています。


青木
『ヒナ』の現場は真摯に取り組む方が集まっているんですね!
次の質問は新人作家さんも気になるところだと思います。

Qアシスタントさんはどのように見つけましたか?


オーソドックスな漫画家とアシスタントのマッチングサイトなんですが、正直サイコミは原稿料がかなりありがたい額なので、しっかりした求人を出しやすいんですよね。アシスタントさんにお支払いしたら手元に残らない!なんてこともないので。


青木
「週刊連載作家はお金がかかる」とも聞きますからね……。そこでしっかりお支払いできているとおっしゃっていただけるのはありがたいです。無理なく、長く連載を続けてほしいですもんね!
次の質問はサイコミで長期連載をしている鈴音先生にぜひお聞きしたいです。

Qズバリ!サイコミのいいところはどこですか?


連載作家としての目線が成長するところですかね。サイコミはとにかく描かせてくれるので、読者が何を求めているか、次回の話はどこまで進めたらいいのか…などに考えが回りやすくなりました。

あとは編集さんと二人三脚をする力ですかね。編集さんがどなたも綿密に打ち合わせするし、読者目線で客観視をしてくださるので、チームとして名実ともに二人三脚で作品を作っている感じがあります。



青木
実際に連載することでしか得られない視点があるんですね!
また、やはり打ち合わせに全力を注ぐからこそ作家さんにチーム感を持っていただけているのでしょうか。ここまで答えてくださってありがとうございます!

Q最後に、応募者に応援メッセージ、アドバイスをお願いします。


エンタメを作るなら、とにかくいろんなものを見てください。漫画、映画などなんでもいいのでエンタメにたくさん触れるとよいと思います。そしてエンタメに触れる時は一つずつ引き出しに入れていくことを意識しながら、全力で楽しんでください。

そうすれば自分の表現の幅、描けるものの幅が広がるはずです。応援しております!


青木
鈴音先生、ありがとうございました!!
サイコミでの連載の始まり方や、アシスタントさんとの現場の動かし方まで細かく答えてくださいましたね!
鈴音先生が連載中の『ヒナ 値付けされた子役たち』が気になった方は、上記の作品URLから!!






続いて二人目は…

『異世界カウント2.99 -転生したからここで最強の団体を目指す-』

木村裕一先生です!
作品URL:https://cycomi.com/title/167

異世界×プロレスという、新しすぎる漫画で連載を続けている木村先生!
木村先生も2020年漫画賞にて受賞し担当がついた、漫画賞出身作家さんです。
当時の応募作は異世界×卓球漫画!

応募作の卓球漫画から、どのような変遷でプロレス漫画に辿り着いたのかは、この後のインタビューでどうぞ!



青木
木村先生、よろしくお願いいたします。
『異世界カウント』連載までの話をぜひ伺いたいので、まずはこの質問をさせてください!

Q漫画賞受賞から連載まで、担当編集とどのように企画を進めましたか?


編集さんと話していく中で、僕の漫画は「バカバカしさ」が特長だと改めて思いました。

10年くらい前からアメリカのプロレスを観て楽しませてもらっていたんです。
向こうのプロレスが一目でわかるくらいかなりわかりやすい「勧善懲悪」で、少年漫画と似ていることから、その構図をそのまま漫画の構成に活かせるんじゃないかとは思っていましたが、当時はプロレス自体を漫画の題材にするつもりはありませんでした。でも編集さんとの打ち合わせを重ねていく中で、「むしろ僕の漫画の長所はプロレスでこそ伝えられるのでは」という話なっていったんです。



青木
当初はプロレスを題材にする予定ではなかったとは驚きです!
『異世界カウント』は、キャラもストーリーもとてもイキイキしていて、プロレスへの愛が伝わってきますから、担当編集にもそのプロレス愛が漏れ伝わっていたのかもしれませんね!
続いて、現在の連載についてもお聞きできればと思います!

Q普段の連載の進め方を教えてください。


週一回編集さんとプロットの打ち合わせをして、次の日までにネームを仕上げますね。プロット打ち合わせの段階でしっかりイメージを共有するので、ネームの修正はないことも多いです。

修正があるとしても、表現のニュアンスを変えるなどの微修正程度ですね。




青木
やはり木村さんの現場も打ち合わせでの話作り重視の進め方なんですね!



担当編集
これはサイコミの先輩編集に言われたことなんですが、ネームは最初に書いたものが一番鮮度と熱があるんです。一つ修正すると、つながりが悪くなってここも修正、そこも修正、みたいに手術痕ばかりになって勢いが削がれるんです。だからこそプロットで納得いくまで話作りを突き詰めて、ネームの修正をなるべく避けている、という形ですね。



青木
打ち合わせの全力具合がうかがえます!
次の質問では、週刊連載について木村先生のお考えをお聞きできればと思います!

Q木村先生の考える、週刊連載のコツを教えてください。


結局はひとつずつ丁寧に作業することです。効率の為に無理やり作業スピードを速くした時期もあったのですが、絵が荒れたことを編集さんに指摘されまして……。結果効率が悪くなってしまいました。今でも手を速くすることは目指しつつも、いずれにしろ時間がかかることなのでしっかり時間をとって、集中して作業を進めています。


青木
週刊連載の秘訣をありがとうございます。日々試行錯誤しながら進めているんですね!
次の質問では、サイコミについてお聞きできればと思います!

Qズバリ!サイコミのいいところはどこですか?

とにかく書かせてくれるところですね。作家は打ち切りの心配もよくするのですが、数字が上がらないときも打開策や今後の展望、作品への期待感を共有しつつ、連載を一緒に考えてくれます。


担当編集
プロレスという、漫画としては珍しいジャンルを扱っているのですが、この面白さで刺せる層は必ずいる!!と信じているからこそ連載を続けていけてます。
サイコミは新人作家さんも多く、作家さんに合わせて対応を変えられる体制も整っていますし、新人作家が思い切りチャレンジできる環境だと思います。




青木
二人のコンビならではの情熱が伝わります…!
次で最後の質問です!

Q最後に、応募者に応援メッセ―ジ、アドバイスをお願いします!


とにかく気楽にやりましょう。すごい作品を出さなきゃ!とか、この賞をとれなかったらダメだ!ということは、実はないんです。気負いすぎて身動きが取れなくなるのが一番マズいので、とりあえず作品を完成させることだけ考えて、その後応募してみることが大事。出すだけタダだし、応募してみないと何も始まらないです!



青木
木村先生、ありがとうございました!
今の漫画になった経緯や連載の進め方など詳しくお話ししていただきました。

担当編集との関係も良好で聞いていて楽しかったです(インタビューには惜しくも載せられかったプロレス雑談が20分ほどありました)。
木村先生が連載中の『異世界カウント2.99 -転生したからここで最強の団体を目指す-』が気になった方は、上記の作品URLから!







続いて三人目は…

『異世界社長 魔王軍で成り上がる!』
都田彩人先生です!

作品URL:https://cycomi.com/title/133

なんと都田先生もサイコミ漫画賞出身者!漫画賞が連載への近道であることがうかがえます。
『異世界社長』も200話目前の長期連載作ですが、漫画賞応募のきっかけは「副賞のパソコンが欲しかった」という都田先生。そこからどんな工程を踏んで連載までたどり着いたのでしょうか。

インタビューで伺ってみましょう!


青木
都田先生、よろしくお願いいたします!
パソコンが欲しかったという特殊な動機での応募だったと思いますが、連載までの話を聞かせていただければと思います!

Q受賞して担当がついてから連載までどのように進めましたか?


サイコミが再創刊するとき、かつ僕が僕が九州在住なのですこし特殊だったと思います。週一回、連載企画作りの打ち合わせをするため、地元と東京を往復していました。企画ができてからは、1、2、3話を作りこむために、4か月間東京にマンスリーマンションを借りて平日は毎日編集部に出社していましたね。プロットやネームを描けるスペースをもらって、ひたすら描いていました。連載のために密にやり取りができてよかったです。全部がありがたかったですね。東京も楽しかったです。


青木
そんな特殊な状態の中での担当編集とのお話をお聞かせいただければと思います!

Q連載前の打ち合わせでは担当編集とどのような点を重視しましたか?



どんな内容にするか、どうしていったら面白いかをお互い意見を出し合って進めていきました。それに加えて印象に残っているのは、「どの層に売るか」というターゲッティングの話をしてもらったことですかね。その話をされるまでは受賞するためとか、漠然と連載につなげるためとしか考えてなかったんですが、作品を売るためにどうするか、を編集さんと考えられたのが良かったですね。

そうしてできたのが今の『異世界社長』です。



青木
「連載すること」が目標ではなく、「作品が売れること」が目標だからこそ、ターゲッティングは重要ですよね!
現在の連載の体制についてもお聞きしたいです。

Q普段の連載はどのように進めますか?


週一回打ち合わせで、話しながらプロットを作っちゃいます。この後どうします~くらいの話から意見出し合ったり、寸劇をしたりして話を固めていきますね。そこからネームを作成しますが、すでにプロットを共有していて、ネーム修正は軽いことがほとんどなので基本文面で終わります。伝わりづらい修正の時は、軽く電話をしたりもしますが。


青木
やはり都田先生の現場でも担当編集との打ち合わせで話を固めていくんですね。話を固める際に寸劇というのは驚きましたが、『異世界社長』の現場でも打ち合わせでの全力感がうかがえます!
Q都田先生の考える、週刊連載のコツを教えてください。


適度な息抜きと、作業を家ばかりでやらないことですかね。ファミレスやカフェに行って作業することも多いんですが、そのほうが気分転換になって、アイデアも生まれやすくなります。家にこもるのはよくないと気づきました。



青木
自分に合っているのがどういうやり方か、連載を続けた末に見つけた、という形ですね!次の質問ではサイコミの印象について聞かせてください!
Qズバリ!サイコミのいいところはどこですか?


多くの人に読んでもらっているという実感を持ちやすいところですね。コメントや読者数がすぐに見られるので、励みにもなります。続きが気になる!と言ってもらえると、連載を頑張る力にもなりますね。自分の作品のコメント欄を読むことも連載を続けるコツかもしれません。
あとは、編集さんが作家として丁寧に扱ってくれているところでしょうか。
ネームの作成が打ち合わせに間に合わなかったときも、怒るのではなく、次どうするか、改善の方法をアドバイスしてくれたのが建設的で助かりました。



青木
コメントがすぐに見られる、というのはサイコミの良さの一つですよね!

また、担当編集と「連載を続けていくためにどうするのが最適か」を常に考えあっているんですね!
Q最後に、応募者に応援メッセージ、アドバイスをお願いします!


自分の中でどう面白くするか考えることももちろん大事ですが、それ以上に、誰に、どう読んでもらうかを意識しながら書くとより面白い作品になると思います。
頑張ってください!





青木
都田先生、ありがとうございました!
サイコミ漫画賞に応募したちょっと特殊な動機から現在の担当との関係性まで色々と答えていただきました。
都田先生が連載中の『異世界社長 魔王軍で成り上がる!』が気になった方は、上記の作品URLから!!










4人目の大トリは…
『本能寺の娘 戦国一不幸な姫に転生しました』
藤田曇先生
です!

作品URL:https://cycomi.com/title/188


藤田先生は漫画賞出身者ではないのですが、2022年12月に連載が始まったばかり!
そこで連載始めたての生の声を聞きたいと思います!


青木
藤田先生、本日はよろしくお願いいたします。
藤田先生は最初に編集者から声をかけられたとのことですが、それからのお話を聞かせていただければと思います!

Q担当がついてから連載までの流れを教えてください。


結構時間がかかりましたね。編集さんと作る企画がなかなか納得いく形にならず、1話作れても2話から行き詰る、みたいなこともありました。

何回か企画を変える中で、編集さんとの雑談で大河ドラマの話をしたのが今の『本能寺の娘』になるきっかけです。
連載が始まる前も後も作業は大変ですが、今は楽しく連載できているので、サイコミでやろうと思ってよかったし、サイコミも藤田曇を見捨てないでくれてありがとう、という気持ちです。




青木
きっかけが大河ドラマの雑談とは……。そこから今の企画になった、というのは面白いですね!

次の質問では、現在の連載についてもうかがわせてください。
Q普段の連載の進め方を教えてください。


自分が地方に住んでいるので、週二回、一時間ずつくらいのリモート打ち合わせをして、ネームチェックと次回話の話作りをします。その打ち合わせ後、ネーム作成に入ります。ネームは漫画の心臓部なので、長めに時間をかけて、気合入れて描いています。作画は4日程度でしょうか。起床時間、睡眠時間は規則的に守りつつ、ひたすら作画します。アシスタント時代に修業した分、かなり作業スピードを速くすることができました。


青木
サイコミではリモート打ち合わせも確立されていますよね!リモート、対面などは作家さんの状況に合わせて臨機応変に対応しているので、安心してほしいポイントです!
次の質問では連載について藤田先生なりのお話を聞かせてください!

Q藤田先生の考える、週刊連載のコツを教えてください。


健康。の一言ですね。編集さんもよく言っていますが、心も体も健康にするため、睡眠は必ずとります。作業が間に合わないなら、夜寝て朝早く起きろ!の精神ですね。編集さんとの打ち合わせは曜日固定で毎週できているので、それも規則的な生活ができているカギだと思います。
あと、身近に一人でも、境遇が近い友達や話せる仲間がいると心強いですね。

「本能寺の娘」の現場にもアシスタントさんが一人いるんですが、その方も優秀な方で、かつクリエイター活動をしているので、アシスタントさんと話す時間も大切にしています。


青木
健康! どんな仕事でも能力を最大限発揮するにはまずは健康が第一ですよね。
しかし、アシスタントさん一人しかいらっしゃらなくても週刊連載ができているのがすごいですね!

Qそのアシスタントさんとはどちらで出会いましたか?


サイコミで企画を何回か変えていた時代に、美大の話を企画にしようとしたことがあったんですね。その時に地元の美大の生徒さんにインタビューしたことを『本能寺の娘』連載前に思い出して、もう一度声をかけた、という流れです。

最近はキャラの衣装のデザインなんかも任せられるくらい、かなり信頼しています。大人数いると身動きとりづらくなるので、思い切って少数精鋭で現場を回したほうがいいことに気づきました。個人的には革命的だと思ってます。


青木
これはアシスタント集めに悩んでいる新人作家さんも参考になりそうです!
サイコミの印象についてもお聞きできればと思います。ぜひ率直な意見をお願いします!

Qズバリ!サイコミのいいところはどこですか?


作家にはリスペクトをもって接しつつ、読者のことを第一に考えているところですね。日々の打ち合わせや進行管理の場面でも、編集さんが作家を大切に扱ってくれていることが伝わります。

それに加えて、やはりしっかりしたエンターテイメントを作ってきた会社なだけあって、読者に楽しんでもらうことを第一目標とする文化があると感じます。エンタメを学ぶなら、サイコミはかなりいい場所だと思います。


青木
作家さんへのリスペクトや読者目線が大事というのは日頃意識していますが、この二つが作家さんにも伝わっていてなによりです!
では、次の質問は最近連載開始した藤田先生だからこそお答えいただきたいです!

Qサイコミで連載が始まっていかがですか?


0時に更新して、すぐにコメントがついているとうれしいです。楽しんでくれる人、細かいところまで見てくれている人がいると、原稿頑張れます!


青木
たしかに読者の反応が見やすいですよね!作家さんの多くがコメントを励みにしていらっしゃって、応援の力は偉大だなと思います。
次の質問では、藤田先生から応援メッセージをいただきたいです!

Q最後に、応募者に応援メッセージ、アドバイスをお願いします!


毎週読者の反応がすぐ見れるし、編集さんとの打ち合わせも楽しく進められます。

週刊連載は大変なことも多いですが、サイコミはそれに見合う媒体だと思います。
頑張ってください!



青木
藤田先生、ありがとうございました!!

つい最近サイコミで連載が始まった作家さんとして、率直なお話聞かせていただきました!
藤田先生が連載中の『本能寺の娘 戦国一不幸な姫に転生しました』が気になった方は上記作品URLから!!





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いかがでしたでしょうか!
それぞれの作家さんの漫画作りに対する考え方、サイコミ編集者の漫画作りの進め方などが参考になりましたら幸いです!

このインタビューを通じ、とにかく打ち合わせを大事にしている、ということが改めてわかってもらえたらと思います!


最後まで読んでいただきありがとうございました!
このコラムが、皆様が漫画賞への応募に踏み切る一助になれば幸いです。
そして、私たちと一緒に漫画作りをしてくれることを心より願っております!




サイコミ漫画賞2023の応募締め切りは
2023年6月12日

16:00まで!


↓応募はコチラから↓

https://award.cycomi.com/fw/cycomibrowser/newfaceaward2023


皆様のご応募をお待ちしております!!





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